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友ちゃんと僕5
友ちゃんは40才くらいのおじさんだが

ここでは可愛らしく「友ちゃん」と呼ぶことにする




友ちゃんはCDを探していた



どうやらSMAPのCDが欲しいらしい



友ちゃん「あ、あの曲入ってるのないかな?」


僕「どんな曲ですか?」


友ちゃん「あー、あのナンバー2になりたい曲」








凄い解釈だ







ナンバー1にならなくていいと言われるなら
その次のナンバー2を目指す







なんて意識高いんだ。。。。







じゃないかw


思わず笑ってしまった





よくよく聞くと

友ちゃんは1位より2位くらいの方が落ち着いて好きだと言っていた



もともと特別なナンバー2で良いんだよね


と一瞬思った





ひろべ

 
友ちゃんと僕4
友ちゃんは40才くらいのおじさんだが


ここでは『友ちゃん』とかわいらしく呼ぶ事にする


前回「もう来ないと思う」発言をしていたが


実はそのあと何事もなかったかのようにフラッと遊びにくるようになった友ちゃん





友ちゃんはゲームを探してた

おもしろいゲームはなんかないか?

と僕に問う

あいにく僕はゲームには詳しくない、


パワプロで強いピッチャーを作る方法とマリオカートのドリフトの方法を教えるくらしかできない



しばらくすると面白そうなゲームを見つけたらしく

買うかどうか迷ってた


よほど迷ってたらしく

親友にどうすれば良いか聞いてみると言い出した


もちろんそこには僕たち店の人間と友ちゃんしかいない


突然後ろを振り向きブツブツ相談しだした


守護霊か何かの類いだろう


ミーティングの結果買わないという事になったようで

そのまま帰って行った


何が起きたのかはわからなかったが


まぁ友ちゃんが納得できたのなら良かったと思う


無駄使いを止めてくれるなんてなんて節約家な守護霊だと思った


ひろべ
友ちゃんと僕 3
友ちゃんは40才くらいのおじさんだが


ここでは『友ちゃん』とかわいらしく呼ぶ事にする



ある日の事

友ちゃんがいつものようにやってきた


昨日のニュースの内容など何気ない会話をしてた


友ちゃんは意外と(と言ったら失礼だが)物知りだ


そしてそれを僕に色々と教えてくれる



今日もも一册小説を買って帰った



そして、会計を済ませた後


「僕、もうここへ来ないようにしようと思ってる」と機嫌よく話していたのに突然の告白



僕が「なんでですか?」


と問いつめても真相はわからず



ただ、店の外へ出て行くときの顔は少し寂しそうだった



ヒロベ






 
友ちゃんと僕2
友ちゃんは40才くらいのおじさんだが


ここでは『友ちゃん』とかわいらしく呼ぶ事にする



ある日店にやってきた友ちゃんは例のごとく僕に「面白い本はないか?」


と訪ねてくる


僕は色々とすゝめてみるが、どれもピンとこないみたい


話をしていると友ちゃんはどうやらホラーが好きらしい



残念

僕はホラーを読まないのでわからない



友ちゃんは「うーーーーん」としばらく棚の前で考え込み

1冊の本を手に取った


「赤い靴」みたいなタイトルだったと思う



「これは怖いか?」


と尋ねてくる


「まぁホラーって書いてるし怖いんじゃないですか」



「でも怖すぎるのは嫌やねん」



難しい!!w



しまいには


「これ買うけど、読まへんってのはあり?」



僕に確認をとってくる

発想が新しい



最終的に「一回買うと決めたものは買う!僕は自分に嘘をつきたくない」


と男気をみせてお買い上げになりました



その本を結局読んだのかどうかは定かではない

友ちゃんは正直者である

ヒロベ
友ちゃんと僕 1
友ちゃんは40才くらいのおじさんだが


ここでは友ちゃんとかわいらしく呼ぶ事にする



友ちゃんは僕の職場によく来る常連さんだ


僕が働き始める前からよく来ていたみたいで、他の職員とも顔なじみだった



詳しくは聞いていないが友ちゃんにはおそらく知的障害がある


初対面


初めましての自己紹介をして「ひろべ」です

と言ったが


ずっと「ひろださん」だとか「あとべさん」だとかって呼ばれた


うまいこと混ぜればヒロベになるんだが



2回目に来た時、入り口から入って来て僕の前にパッと立ち止まり、

難しい顔をしながら3分くらい考えた後















やっぱり

「ひろださん!!」









おしいんだけどなー




でも3回目くらいからは「ヒロベさん」と一発で当ててくれる様になった嬉しかった





でもそこからは下の名前を聞かれて「ゆういち」と教えたんだけど


しばらくは「ゆうぞう」と呼ばれた





友ちゃんは小説とゲームをこよなく愛する



店の小説を手に取っては「これは面白いの?」とたくさん聞いてくる



普通なら「しつこいなこいつ」となるかもしれないが


そうならないのが友ちゃんの人徳だ



というか割と気が合うのかもしれないとは思っている


なんか初めて喋った時からそういう感覚はあった


今ではしっかりフルネームで僕を呼んでくれる(たまにゆうぞう)

僕と友ちゃんの話は続く


ヒロベ